少年の物語

キラキラ照った月の方向へ 歩いてったって届かない
そういうもんだと思えば救われる
だけど確かに見つけたはずなんだ 笑われたって構わない
遠くかすんだ物語抱きしめて

真夜中の銃声に頬を濡らした
ひと滴思いを放つように

夢に見た光景を 忘れられない少年
あの日見た流星を 見つけられない少年

汚れきっちゃった目を凝らしたって手を伸ばしたって叶わない
そういうもんだと思えば救われる
だけどもう一度探して見るさ でたらめだって構わない
遠くかすんだ物語手にとって

人知れず群青の空を見上げた
月明かり想いを放つ光

夢に見た光景を 忘れられない少年
あの日見た流星を 見つけられない少年

人知れず 真夜中の
月明かり ひと滴
群青の空の一瞬にかけた願いよ

夢に見た光景を 忘れられない少年
あの日見た流星を 見つけられない少年